星系記録

事件現場を場所から引ける記録簿です。実在の天体は現実の観測値を、作中だけの宙域・施設は創作設定であることを明示して記録します。それぞれの場所でしか成立しない事件が、そこにあります。

実在天体

月 — 足跡が長く残る灰色の法廷

月は大気がほぼ真空で風も雨もなく、表面温度が昼約127℃から夜約-173℃まで振れる世界です。痕跡は地球より長く残りますが変化は止まりません。この環境が、音・足跡・月裏面通信の三つの事件条件になりました。

実在天体

火星 — 青い夕焼けの赤い惑星

火星の環境を事件現場として整理します。半径約3,390km、重力は地球の約38%、薄い二酸化炭素主体の大気と細かなダストを持つ寒冷な惑星です。作中施設と現実の観測データを分けて記録します。

実在天体

地球軌道 — 落ち続ける構造物の海

地球軌道の環境を事件現場として整理します。ISSが飛ぶ低軌道、約35,786kmの静止軌道、薄い大気による軌道低下、高速で周回するスペースデブリの危険を、作中施設と分けて記録します。

実在天体

小惑星帯 — 重さゼロの貨物船が走るアリアドネ交通圏

小惑星帯は火星と木星の軌道の間に広がり、多数の小天体が太陽を回る領域です。岩が隙間なく密集した場所ではありません。作中のアリアドネ交通圏では、この広い航路を利用した質量0登録の貨物事件が起きました。

実在天体

木星 — 固い地面を持たない巨大ガス惑星

木星は太陽系最大の惑星で、主に水素とヘリウムからできています。人が立てる地球のような固い地表はなく、深く入るほど圧力と温度が上がります。この環境が、沈む浮遊都市と地表監査官の事件を成立させました。

作中の宙域・施設

BH-13 — 昨日が届く超大質量ブラックホール宙域

BH-13は太陽の約430万倍の質量を持つ作中の超大質量ブラックホール宙域です。三年遅れの映像が届いたCASE 006と、凍らない救難ポッドを回収したCASE 007の現場。現実の観測例とは明確に分けて紹介します。

作中の宙域・施設

ソーラー・レジャーS-0 — 太陽配光を記録する作中公証環

ソーラー・レジャーS-0は、四十三の居住地へ届く太陽光を記録・公証するSTAR WARRANTの架空施設です。太陽が正常なまま各地だけを暗転させるCASE 011で、光の行き先と権限を追う事件現場になりました。

作中の宙域・施設

メリディアン — 太陽系の時刻を管理する中央時刻庫

メリディアンは太陽系の共通時刻を人工的に維持する作中施設です。十三個の時計を比べたCASE 005と、登録から消された十三分間を復元したCASE 012の現場。現実のUTCや原子時計とは明確に分けて紹介します。

作中の宙域・施設

PARALLAX COMMON — CLOCK 14を共同観測する作中施設

PARALLAX COMMONは、太陽系外縁で回収されたCLOCK 14を複数機関で共同観測する作中施設です。シーズン2では、失われたCLOCK 0の記憶を独立した科学測定から一つずつ検証します。

実在天体

プロキシマ・ケンタウリ系 — 4.25光年先の赤い観測対象

プロキシマ・ケンタウリは太陽に最も近い既知の恒星で、約4.25光年先にある赤色矮星です。確認済みの惑星b・dと候補cが報告されていますが、生命は未確認です。シーズン2では、この方向の観測データが事件の入口になります。