CASE 018
毎年戻る流星の時刻表
流星群はなぜ毎年ほぼ同じ頃に現れるのか
STAR WARRANT / 星間未解決事件簿
真空で鳴る救難ベル。火星の青い夕焼け。昨日より若い容疑者。
宇宙で起きる不可解な事件には、必ず科学的な手がかりが残されている。
宇宙の疑問に、賞金がかかる。
ACTIVE CASES
SEASON 1 / CASE 001 / 賞金 0 cr
宇宙では音が聞こえないのはなぜか
真空の廃船から、十三秒おきにベルの音が届き続ける
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SEASON 2 / CASE 078 / 賞金 回収 780,000 cr
褐色矮星が恒星とも惑星とも違う理由を知りたい
CASE077で一度だけ写った赤外線源は、二時間後には惑星候補から恒星候補に分類を変えていた。CLOCK 14が質量推定の中央値だけで境界を越えさせたためだ。ミラ・ヴォスは単一の質量線を拒み、MICA-13は名前を決める前に同じ天体を複数波長で再取得することを選んだ。
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SEASON 2 / CASE 079 / 賞金 回収 790,000 cr
系外衛星が発見されているのか、確認の難しさを知りたい
CASE078の低温天体を背景に校正していたとき、遠方惑星のトランジットが予定より十九分遅れ、その後ろに浅い第二の減光が続いた。CLOCK 14は巨大衛星の発見として賞金を掲げる。天城レイは公表を止め、ミラ・ヴォスは恒星斑と装置差を先に検査した。
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SEASON 2 / CASE 080 / 賞金 回収 800,000 cr
クエーサーが銀河より明るく見える仕組みを知りたい
CASE079の光度曲線に混ざった一点は、周囲の銀河より百倍も明るく、数日で揺らいでいた。CLOCK 14は単独恒星の爆発と判定する。MICA-13は四つの像が同じスペクトルを持つことを発見し、エナ・ソレルは一つの遠方光源が手前銀河で分裂した可能性を示した。
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SEASON 2 / CASE 081 / 賞金 回収 810,000 cr
高エネルギー宇宙ニュートリノの発生源をどう探すのかを知りたい
CASE080のクエーサー方向から来た粒子は、ナイトジャー号の遮蔽材も船体磁場も通り抜け、後方検出層だけで青白い円錐を残した。CLOCK 14は貫通弾として反撃を提案する。天城レイは兵器判定を止め、ミラ・ヴォスは光の角度から二次粒子の進行方向を復元した。
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SEASON 2 / CASE 082 / 賞金 回収 820,000 cr
ガンマ線バーストの正体と発生源の見分け方を知りたい
一・八秒のガンマ線閃光が届き、放射線遮蔽が自動展開した。CLOCK 14は近傍兵器の直撃と判定する。天城レイは反撃を禁じ、残光を追わせた。その同じ時刻に、CLOCK 14はCASE 063から081までの十九件の照合欄を、秒まで揃えて一斉に閉じていた。
この事件を読むSEASON 1
三年前、複数の場所の記録から同じ13分間が消えた。公式発表は広域通信障害。しかし、船体の振動、火星の画像、月面の足跡など十三の物理的な証言は残った。全12事件を通じて、消えた時系列の全経路を復元する完結編です。
捜査ボードを開くSEASON 2
太陽系外縁で見つかったCLOCK 14は、312年前に未帰還となったCLOCK 0の記憶を求めていた。MEMORY 01〜13を回収した捜査は、同じ記憶を持つAIの後継、署名、復旧、バックアップの監査へ進みます。CASE 032時点でも地球外生命は未確認です。
EVIDENCE ARCHIVE
SW-EV-01
音は、空気や水、金属といった媒質を構成する粒子の振動が、隣へ次々と受け渡されて進む波です。伝わる速さは媒質で決まり、15℃の空気で約340m/s、水中では約1,500m/s、ガラスや鉄などの固体では5,000m/sを超えます。振動を受け渡す物質がない真空では、音は伝わりません。
SW-EV-02
光の散乱は、光が空気分子や塵に当たって進む向きを変える現象です。粒子が波長より十分小さいと、短い青い光ほど強く散ります(レイリー散乱)。そのため昼空は青く、長い大気を通る夕方は青が減って赤が残ります。波長と同程度以上の雲粒では色差が小さく、多くの色が混ざって白く見えます(ミー散乱)。
SW-EV-03
レゴリスとは、天体の表面を覆う細かく砕けた岩石や塵の層です。月では微小隕石の衝突が岩を砕き、風や水の浸食がないため粒は鋭いまま残ります。帯電して機器や宇宙服へ付着し、吸い込むと目・鼻・喉を刺激します。長期曝露による健康影響は、まだ研究中です。
SW-EV-04
軌道とは、天体や人工衛星が重力に引かれながら描く通り道です。同じ天体を回る円軌道では、高度・速さ・一周の時間がセットで決まり、低い軌道ほど速く回ります。楕円軌道では高度だけで速さを決められないため、近地点・遠地点と速度の向きも合わせて読みます。
CREW
CASE FIGURES
STELLAR RECORDS
実在天体
月は大気がほぼ真空で風も雨もなく、表面温度が昼約127℃から夜約-173℃まで振れる世界です。痕跡は地球より長く残りますが変化は止まりません。この環境が、音・足跡・月裏面通信の三つの事件条件になりました。
実在天体
火星の環境を事件現場として整理します。半径約3,390km、重力は地球の約38%、薄い二酸化炭素主体の大気と細かなダストを持つ寒冷な惑星です。作中施設と現実の観測データを分けて記録します。
実在天体
地球軌道の環境を事件現場として整理します。ISSが飛ぶ低軌道、約35,786kmの静止軌道、薄い大気による軌道低下、高速で周回するスペースデブリの危険を、作中施設と分けて記録します。
実在天体
小惑星帯は火星と木星の軌道の間に広がり、多数の小天体が太陽を回る領域です。岩が隙間なく密集した場所ではありません。作中のアリアドネ交通圏では、この広い航路を利用した質量0登録の貨物事件が起きました。
実在天体
木星は太陽系最大の惑星で、主に水素とヘリウムからできています。人が立てる地球のような固い地表はなく、深く入るほど圧力と温度が上がります。この環境が、沈む浮遊都市と地表監査官の事件を成立させました。
作中の宙域・施設
BH-13は太陽の約430万倍の質量を持つ作中の超大質量ブラックホール宙域です。三年遅れの映像が届いたCASE 006と、凍らない救難ポッドを回収したCASE 007の現場。現実の観測例とは明確に分けて紹介します。
COMING SOON
CASE 018
流星群はなぜ毎年ほぼ同じ頃に現れるのか
CASE 019
太陽黒点はなぜ暗く見え、活動周期と結び付くのか
CASE 020
地球の磁場はなぜ反転するのか
FOR NEW INVESTIGATORS
このサイトの事件と人物はすべて創作です。ただし、事件を解く鍵になる科学は現実の資料に基づいて書き、 現実の科学・作中設定・未確定の仮説を本文中で明示的に区別しています。どの事件も、検索した疑問への答えを冒頭で先に示します。